病気ではないけど顔色が悪い、疲れやすい、顔にブツブツができる、便秘しやすい!…便秘しやすい!…こんなときは腸が疲れて、老化していることが考えられるそうです。腸の老化や環境が悪くなると、体調不良、老けて見える、皮膚の色やメイクのノリも悪い、全身の衰えなどにもつながるそうです。あと、オナラが臭くなったり…など、女性にとっては気になることばかり。実年齢は20代でも、腸年齢は50、60代!…ありえるらしいです。あなたの腸は快調ですか?便秘してませんか?からだ全身で若い!と言えますか?しっかりメンテをかけて今よりもっと若く、キレイなからだになりましょう!
■うなぎ
うなぎは呼吸器などの粘膜を強化するので、カゼなどでのどを痛めた場合に効きます。消化器も同じように強化するので胃腸にも効果があります。精がつくといわれるのはこのことによります。
■無花果(いちじく)
無花果には、フェチンというたんぱく質分解酵素が含まれており、魚類、肉類などの食事をした後に食べると消化吸収を助け、胃腸にも負担をかけません。
■サフラン
サフランには消化を良くし、顔色をよくする効果があります。また、利尿作用もあり、サフランを湯にひたして飲むと体内の毒を取り除きます。
■胚芽精米(はいがせいまい)
胚芽精米は、玄米の良さと欠点を改善したものです。玄米はそのまま発芽するほですから、栄養価は充分ですが、消化が悪いのが欠点です。胚芽精米は繊維を0.4グラムと白米に近づけて消化しやすくなっています。
■パイナップル
パイナップルの果肉の中にはタンパク質分解酵素プロメリンがあって、これが、肉類を食べたあとの消化を促進する働きをします。しかし、生のパイナップルにかぎります。
■山芋(やまいも)
山芋の主成分は糖質で、その大部分はでんぷんです。しかし、分解酵素のアミラーゼ、オキシダーゼ、グリコシダーゼなどが、山芋の中に含まれているため腸内の細菌を活性化させ、消化を促進させます。そのうえ山芋のデンプン自体もたいへん消化がよく、一緒に食べた他の食べ物の消化もよくするのです。
■みかん
みかんに含まれているペクチンの作用で、果皮を煎じて服用すると食べ過ぎに効果があり、消化を助けます。
■ヨーグルト
ヨーグルトの乳酸菌は、ビタミンを作る腸内細菌を助ける働きがあります。サツマイモを食べると、オナラが出るのは、イモの繊維で腸内細菌が増殖し、その働きが活発になって、不純物がオナラとなって、対外へ排出されるのです。繊維のセルロースは、人間の消化液では消化できないのですが、腸内細菌には、セルロース分解酵素を持っているものがあり、繊維を分解してビタミンを作るのです。こうした良い腸内細菌をヨーグルトの乳酸菌は、増殖、促進させます。
■にら
にらの種子を「韮子」と言いますが、これを5~10グラムを水500ccで煎じて飲みます。茎葉(韮白)は、にらがゆなどにして食べます。胃腸の働きを良くし、腸内の有害細菌を一掃してくれます。
■山芋(やまいも)
山芋に中に含まれているアミラーゼ、オキシダーゼ、グリコシダーゼなどの酵素が、腸内細菌の性状をよくし、腸粘膜の機能を高める他、山芋を常食にしていると胃腸が強くなり、膵蔵からインシュリンの分泌を正常にし、よけいな負担を膵臓にかけることもなくなります。また、山芋に含まれてた酵素や、グロブリンとマンナンなどの働きで胃腸に余計な負担をかけず、逆に胃腸を強化し、心身を丈夫にします。
■白菜(しろな)
白菜は食物繊維が多いので、腸の働きを活発にします。冬場はどうしても運動不足がちで胃がもたれやすいのですが、青汁材料として使うと食物の消化を助けます。
■ヨーグルト
ヨーグルトの乳酸菌を飲むことで、各種の病気によって腸内細菌のバランスの乱れを防ぎ、菌が胃や腸を丈夫にします。良い腸内細菌を増殖して、病気と関係にある細菌を排除できれば、病気の改善にも大いに役立ってくれることでしょう。また、ヨーグルトには便秘を防ぐ働きのほかに、下痢にも効果があります。炭酸とアルコールが、腸管の神経に作用して、腸のぜん動を促して、正常な働きに戻してくれます。また、腸内菌の変化に応じて、異常醗酵がガス生産が抑えられます。
ヨーグルトの乳酸菌は、腸内細菌を助ける働きがあります。人間の中には腸内細菌といって、体に有効な物質を作ったり、有害な物質をとりのぞく良い働きと、体に有害な物質を作り出す悪い働きがあります。このうちヨーグルトは、良い働きをします。ヨーグルトの乳酸菌自体は、胃酸や胆汁の作用で死んでしまいますが、本来成分として持っていた有効物質を後に残すのです。
■マーマレード
マーマレードに含まれている食物繊維を適量にとることが、腸の掃除をし腸をきれいにするので、病気の予防に役立つことが明らかになりました。腸ポリープもその一つです。
■ほうれん草
食物繊維は消化されにくいので食べるとカスになって残り、腸を刺激し、その働きを高め、腸液の分泌を盛んにしてくれます。
■麦飯(むぎめし)
麦飯に含まれているバントテン酸が不足すると胃酸の分泌が悪くなります。このバントテン酸、ビタミンBの一種で、現代日本人のように、白米を主食とした食生活を送っていると、どうしても不足気味になります。麦飯にはビタミンB1、B2と含まれていますので、白米に比べてバントテン酸を作るのに役立っています。また、麦飯の中に含まれている繊維の働きによって、腸内の細菌の働きを活発にし、分解・混合して腸の働きを良くしてくれます。
■マッシュルーム
キノコ類には食物繊維がたくさん含まれています。特に干しシイタケは水分が少なくなっていますのでそれだけ多く、腸の働きを促します。
■野蒜(のびる)
のびるの根の部分を生のままか、さっと湯がいて、生みそをつけて食べると、胃を丈夫にし、腸を整えます。
■春菊(しゅんぎく)
春菊に含まれている葉緑素が腸の機能をさかんにし、老廃物の排せつを促し、解毒をはかる作用があります。春菊の繊維質が腸のぜん動運動を促し、腸内の異常発酵を防ぎ、便通をよくする効果があります。また、腸内の血液もきれいになり、浄化する作用もありますので、貧血の人にはよく効きます。便秘や貧血の時には生ではなく、濃い煮汁を作って飲むとより効果があります。塩少々で味つけしたスープに春菊を入れ、すっかりやわらかくなるまで煮てその汁を飲みます。
■キャベツ
キャベツに含まれるビタミンCやカルシウムが、疲れやすい、眠れないなどの症状の人に効果があり、有効成分が総合され、病気などへの抵抗力を高めます。またアミノ酸のリジンも含まれているため、胸やけ、吐き気などを取り去り、食欲をわかせます。繊維質のため整腸効果があり、便秘などにもよく効きます。
■プルーン
プルーンはビタミンやミネラルを含んでいて、人体をスムーズに動かし、緩下、整腸作用を大変うまく動かせます。
■椎茸(しいたけ)
椎茸のビタミン類やメチオニンなどの成分は、さまざまの薬効が合いまって、いろいろな各部の代謝を活発にし、老廃物、毒素などを体外に排泄するのを促すので、内臓の働きが活発になり整胃、整腸、便通をよくする効果があります。
■じゃがいも
じゃがいものでんぷん質には、ペクチンが多く含まれており、これが水を吸着してふくれ、刺激物から消化器の壁を守るので、腸の働きがよくなり便通も整います。
■にら
にらを食べると、消化を促進するので、胃のもたれを防ぎます。そして、揮発性油が腸の中をきれいにして、有効な細菌を繁殖させます。
■らっきょう
らっきょうはビタミンB1の吸収を高める働きと、抗菌作用とから、炭水化物の代謝を正常化し、腸内に発生する有害菌の繁殖をおさえます。このため腸を整える働きと、病気にもかかりにくい体にします。
■りんご
りんごはペクチンが多いので、整腸作用があります。しかし、ペクチンや繊維は果肉よりも皮の部分に多く含まれ、栄養価も高いので、皮はなるべく薄くむいて食べる方が良いでしょう。
■ヒネショウガ
ヒネショウガに含まれているジングロンは、腸の働きを整えます。これは腸の活動を促し、消化を助けてくれます。漢方の胃腸薬には不可欠なものです。
■ピーマン
ピーマンの中に含まれているカロチンが、ビタミンAに転化して、体の生理作用を円滑にしてくれます。とりわけ、夏の間は胃の調子もおかしくなりがちですが、ビタミンAが整腸作用に役立ちます。