耳鳴りは、身体機能の低下により起こるとも言われている障害です。

改善のためには体の働きを支えている重要な要素、食事の内容から見直す必要があります。

普段何気なく口にしている食べ物が、耳を初めとする器官に悪影響を与えているかもしれないからです。

耳鳴りの予防や改善のためにも、耳鳴りに良い食品と悪い食品を知っておきましょう。

 

■黒豆

 

黒豆には、血管を広げるリノール酸や血行を良くするミネラル類、脂肪の吸収を抑えるシアニジンなどの栄養素が豊富に含まれています。

血流が良くなると耳の器官にも十分な酸素や栄養素が行き渡るので、耳鳴りの症状が和らぐと言われています。

 

■胡麻

 

耳鳴りは、耳の器官や内臓の老化が関係していると言われている障害です。

しかし胡麻(ごま)に含まれているセサミンという成分には、この老化を防止する働きがあります。

■その他

 

人参、大根、ほうれん草、玉葱などの野菜類はリンパの流れを良くするため、耳鳴りの予防になります。

また、血管を広げる働きをもつリノール酸が含まれている胡桃(くるみ)や、身体を温めて血流を良くする働きがあるも耳鳴りに効くと言われています。

 

■油脂類

 

バターやマーガリンなどの油脂類は活力の源となる食べ物ですが、摂り過ぎると血管が硬くなり血行が悪くなる動脈硬化の原因となります。

動脈硬化に罹ると、脳や体の各所に血液が行き届かなくなるので、耳鳴りなどの障害が起こりやすくなります。

■魚介干物

 

ソーセージやかまぼこなどの加工食品には体内に不要な老廃物をたくさん作り出す成分が含まれています。

リンパ管に流れるリンパ液には、血液の欠片などの老廃物を体外に排出する働きがあるのですが、リンパ管が大量の老廃物で詰まってしまうとリンパ液の流れが悪くなり、血行も停滞してしまうため耳鳴り発生の原因になります。

■煙草

 

食べ物ではなく嗜好品ですが、煙草(タバコ)は耳鳴りの大敵です。

煙草の葉に含まれるニコチンには血管を収縮させて血行を悪くする作用があるからです。

血流が悪くなると酸素や栄養素が耳の器官に届くなくなるので、耳鳴りを悪化させてしまうのです。

■コーヒー

 

コーヒーの飲み過ぎは、耳鳴りを発生させたり悪化させたりすると言われています。

コーヒーには、神経を刺激して興奮させる作用のあるカフェインが含まれているため、過剰に摂取すると耳鳴りの原因の一つ自律神経の乱れを起こしてしまうからです。

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